寺尾さとし 駆けある記通信 2020年1月号

安倍政治を終わらせ、野党連合政権を実現させよう-日本共産党第2 8回大会開催

1月14日から18日まで開かれた日本共産党第28回大会。初日には各野党の代表があいさつし、「お互いの距離をさらに縮めていき、国会運営や国政選挙で一体感のある協力を。そうすれば、自然とその先に政権が見えてきます」(立憲民主党・安住国対委員長)、「立憲主義の回復、格差是正、多様性の尊重という三つの大きな柱は、日本の国を変えていくための大きな指針になるのではないか」(国民民主党・平野幹事長)など、野党共闘の発展とともに野党連合政権への展望が語られました。
「日本共産党とはまったく違った立場」という元建設大臣の中村喜四郎衆院議員も特別ゲストとして招かれ、「日本共産党の力を借りて小選挙区で勝つ。力をあわせよう」とあいさつ。社民党の吉川幹事長、「沖縄の風」の伊波洋一参院議員、「碧水会」の嘉田由紀子参院議員もあいさつしました。

日本共産党大会の壇上で志位委員長とともに声援にこたえる3野党・2会派の代表と中村喜四郎衆院議員(上)

綱領改定案について報告した志位委員長は、中国について「社会主義をめざす新しい探求が開始された国」という規定を削除するとともに、中 国の覇権主義への批判は日中両国の真の友好を願ってのものだと強調しました。
「植民地体制の崩壊」という20世紀に起こった世界の構造変化が生きた力を発揮するとともに、貧富の格差が拡大する米国で社会主義を評価する世論調査結果が生まれていることを紹介し、発達した資本主義国での社会主義的変革には「豊かで壮大な可能性」があることを訴えました。

千葉市がカジノ誘致を断念-
「日本のどこにもカジノはいらない」という声を広げよう

1月7日、千葉市の熊谷市長は幕張新都心へのIR=カジノ誘致は行わないと表明しました。昨年の災害の影響もあり、国から示されている今回のスケジュール案では間に合わないという理由ですが、市民の反対世論に追い詰められた結果です。
カジノ汚職は底なしの様相です。千葉市はもちろん、日本のどこにもカジノはいらないという声を広げていきましょう。

カジノ学習会で講演する日本共産党の大門実紀史参院議員。「カジノは究極の売国法。嫌なものは嫌と声を上げよう」と訴えました。

自衛隊習志野演習場で降下訓練始め-日米の軍事一体化を許さない世論と運動を

1月12日、自衛隊習志野演習場で行われた第一空挺団の降下訓練始めを視察しました。降下訓練始めは数年前から米軍が参加するようになり、今回も米空軍やアラスカ、ノースカロライナ、沖縄などの部隊が自衛隊といっしょに訓練を行いました。
島嶼(とうしょ)防衛作戦というシナリオに沿って、偵察機を使った偵察、艦砲射撃などの訓練後、パラシュート降下訓練が行われました。米軍の輸送機から自衛隊が降り、自衛隊のヘリコプターから自衛隊と米軍がいっしょに降りるなどまさに日米の軍事一体化が進んでいます。
降下訓練始めの2日前には、演習場近くの市立習志野高校グラウンドに場外降着するという事故も起こりました。ただでさえ危険な降下訓練、しかも占領された島々を制圧し奪還するなどという危険な作戦を米軍と一緒にやる意味はありません。憲法9条に基づく自主自立の平和外交こそ強めるべきです。

さいとう和子衆院比例予定候補・丸山慎一前県議・もりた真弓市議らとともに視察
千葉駅前のフラワーデモ(左)と元日の新春宣伝(右)